一時預かりしている里親募集中の子たちの日記

どんちゃん 2009年12月14日~
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アクア・さっちゃん 3/20
2008年03月20日 (木) | 編集 |

【ぷーたろうの服を借りてみたアクア】
 
アクアが我が家に来て来月10日で1年・・預かり犬最長記録更新中です。
(預かり最長は猫のヴァイちゃんがまる2年)
保護されてから1年経つので今月末にはDSVさんの指定病院にメディカルチェックと問題がなければワクチン接種に連れて行く予定。
幸姫もこの病院で命を助けられ、その後も何度もお世話になったので行くときには一緒に連れて行って「病気と闘ってるけど元気」な様子を見ていただきたいと思っています。

さてアクアですが、去年の初めに「老犬になったから」という驚く理由で飼い主自らが保健所に持ち込んだ犬でした。
保健所の職員さんがすぐにDSVさんに連絡を入れてくださったお陰でアクアは「保健所の敷地には足を踏み入れたけど収容は免れた」のです。
「14歳の老犬、最期までDSVで看取る覚悟がなければ保護できない」とDSVさんが書いておられるとおり巣立ちが困難であろうこの子を保護するには相当の勇気と覚悟があったことでしょう。
老犬はほとんどご縁がない、そして医療費がかかる。
その期間とお金があれば若い犬を何匹も助けられる。
だから老犬には目を瞑って若い犬を助ける団体だってたくさんあります。
それでもDSVさんは覚悟の上アクアを助けてくれたのです。
そしてシェルターでの暮らしが始まりましたが、今まで「昼間は庭で夜は中で」という暮らしだったというアクアがシェルターで多数の犬と、それもケージでの生活となればストレスにならないはずがありません。
段々とケージの中で暴れるようになりました。
水皿やフード皿をひっくり返す、シーツをクチャクチャにする。
何十匹もの犬のお世話をたった一人でしなくてはならないことも多いのにアクアの後片付けが増える・・・フリーにしてみても置いてあるフードの袋を噛み千切ってフードがばら撒かれたり(食べるわけでもなくただ破るだけ)・・・やはり後片付けが大変。
これでは本当に多数の犬のお世話に支障がある、おまけにフードを食べなくてドンドン痩せてきているということで我が家で預かることになった。
まず里親さまとのご縁は難しいだろうと「DSVで看取る覚悟なので預かりにおいて支障が出れば引き取ります」といお言葉と共に我が家にやってきたアクア。
庭でみんなと初対面するもほとんど無反応で、玄関扉が開いているのを見つけるやトコトコと自分で家の中に入り室内を歩き回りワンコ布団を見つけてそこでさっそく寝始めた「ああ、布団で寝ることを知ってるんだ」と実感したものでした。
(サキは床でしか寝ませんでしたから)
 最初はとにかく食が一番悩みました。ドライもウエットも食べない。手作りも食べない。
食べるのは「パン、肉魚(それも牛すじとかブリとか脂の多いものやレバー・刺身)、豚カツやから揚げ・うなぎ」ミルクも「犬用はダメで普通の牛乳なら飲む」という完全に人の食べるものに慣れきったコでした。
 その後「やっぱり人のおかずをご飯の上にかけたものやパンを食べていた」ことが分かり「年も年だし、まずはこれ以上痩せないように食べるものを食べさせよう」とDSVさんと話して日替わりで刺身やレバー、ブリを食べる日々が始まりました。
食事を考えると憂鬱になるくらい大変(食費も大変)な日々でした・・・
 はじめは犬用のオヤツなど見向きもせず「人用の煎餅にはかぶりつく」アクアでしたが、この1年少しずつ少しずつ工夫・試していき、今ではブリや刺身などをあげることはありません。
ナチュバラやユカヌバなど数種のプレミアムフード・療法食のドライやウエット(a/d、b/d、ウォルサムの腎臓サポートやスペシフィックのckd、ckw)、手作りのローテーションです。
 カボチャやニンジンなど見向きもせず肉だけを選っていたアクアがカボチャはもちろんキャベツやキノコ・こんにゃくまで食べるようになった日の嬉しかったこと・・今でも忘れられません。
もちろん今でもパンは大好物ですが、犬用のオヤツも食べるようになりました。
お腹が空いているときなどは1度にドライを7?80グラム食べる時もあります。
1年前から考えると夢のようです。食に関してはほぼ普通の犬になりました。
 生活面でははじめは新しい環境で緊張もあったのでしょう。
ケージに入れても聞いていたほど暴れることもなかったのですが、日が経ち金魚のフンちゃんが激しくなるにつれケージに入れると暴れるようになりました。
他のコの散歩に行って戻ると玄関がグチャグチャになるようになりました。
ハンガーポールやスリッパラックが倒されたりもありました。
プラスチックの100均カゴが1?くらいの破片に破壊され、誤飲が危険でやはり目が届かないときはケージに入れるようにしたのですが益々行動が激しくなり、ケージの鍵の部分でさえ「アクア自慢のキレイな歯で破壊」されました。
アクアのウンチがケージの外に飛んでることもありました。
そして他のコの散歩中は庭に出していくようになりました。
アクアは庭が好きだしお互いの負担を軽減しながら道を探る日々でした。
それでも庭は丸見えでもあり不安なので、勝手口側の裏庭フリーに出来るよう裏に新しく門を作りました。
こちら側はブロックの高い塀なのでアクアがいるのが道路から全く見えないし、雨よけに屋根もあるしお日様もあたる、落ち着いて寝る寝床も置ける。
長時間になりそうな時はここでフリーならばアクアもストレスなく機嫌よく過ごせているようでした。

 
それでも冬になるとそうはいかず、2階の保護部屋(猫のヴァイちゃんがいた部屋)をアクアの部屋として夜と長時間のお留守番はここに入れるようにしました。
はじめは「出せ?出せ?」と大変でしたが、これも段々と慣れてきました。


今は朝まで大人しくこの部屋で寝ていますし、昼間は1階フリーで全く問題なし、2?3時間くらいならばフリーのままでお留守番しています。
「玄関から出かけたら玄関で暴れる」「勝手口から出かけたら勝手口前で暴れる」アクアでしたが、今は一切そういった行動はありません。
機嫌よくみんなとお留守番しています。「必ず帰ってくる」を理解したと共に精神的にも落ち着いてきたのでしょう。
当初ケージに入れたら朝でも昼でも30分でも「ウンチして踏みまくる」だったアクア、これは不安からくるストレスで一種の分離不安によるものでしょうが「病気として治療が必要な分離不安症」ではありませんでした。
我が家のちびがうちに来たときも破壊行動がおもらしや吠えとその内容は違うけれど分離不安気味でしたが落ち着きました。
もちろん病気として治療の必要なコもいますが、ちびもアクアも「思うように甘えられなかった環境から甘えられる環境になっての人への依存心から置いてかないでという気持ちが強いあまり」からのもので「いつもいてくれる、自分を置いていったりしない」が分かるようになると落ち着きました。
そして、以前のウンチ踏みと今のウンチ踏みは明らかに違います。
以前は上記の理由であったろう思われますが、今のアクアのウンチ踏みは「老犬に良くあるウンチ踏み」なのです。
「ケージに入れたから」とか「個室に入れたから」ではなく「ただウンチしたくなってした、ウロウロしてたら踏んじゃった」なのです。
普通犬は朝晩にウンチをすることが多いですが、老犬アクアの場合お腹の働きの関係かウンチが出るのが早朝なのです。
その時間までに個室から出せば踏みませんし、ウンチして踏まずに寝てることもあるのです。
先日は朝ぐっすり寝ていたのを起こし庭でおしっこした後、ゴミ出しに行く5分ほど玄関を閉めたところ帰宅するとリビング入り口のマットの上にウンチがあり踏まれていました。
アクアの足にはウンさんが・・。
ウンチしたくなり庭に出れないしと戻ってきたところで済ませ、ウロウロと一回りして戻ってきたところで踏んだ模様。
アクアは元気ですが、やはりこの1年でずいぶん老いました、足腰その他についても。
これは共に暮らした者でないと分からないかもしれません。
ウンチしたいと思ったら「即出る」なのです。
これはなにもアクアだけではなく「老犬ちゃんのブログ」で「ウンチ踏み踏み大会」はごく普通に開催されていますし、老犬をお世話されたことのある方ならばお分かりいただけると思います。
(もちろん人間のお年寄りでもそうです)
私も老犬の世話は始めてですので分からないことだけ、共に暮らし観察し、老犬さんのブログや本で勉強し「アクアの以前の問題行動は解消(お留守番中不安で破壊行動をすることもないのでフリーにしています。おしっこの失敗もありません。これは時と気持ちが大きく関係していると思います)、今のウンチ踏みはごく普通の老犬さんのウンチ踏みだと分かりました。
なので最近はすごく気楽になりました。
だってアクアのウンチ踏みは治るとか直すとかいう問題ではなく「それが今一生懸命生きている15歳の老犬アクア」なのです。
ウンチ踏みはしますが、トイレタイミングさえ見ていてやれば室内での失敗はおしっこもありません。
でもこれからやがておしっこの失敗や寝ウンチ・・いろいろ出てくるでしょう。
 元気でトイレも覚えたサキですら一度のお声・ご縁はありませんでした。
それくらい老犬を迎えようという方は少ないのです。
「サキちゃんだってやっぱり病気出たじゃない」という方もおられるでしょう。
でも私達夫婦は一度も幸姫を家族に迎えて後悔などしておりません。
それどころか病気が分かったときに「やっぱり幸姫はうちのコになる運命で間違いなかった」と確信しました。
それまでは心のどこかで「こんな元気な老犬なら他にもご縁があったのでは」と思っていたのです。
 だから「15歳の老犬アクア」のすべてを丸ごと愛して下さる方にアクアを愛して欲しい。
共に過ごせる時間は少ないかもしれませんが、どれほど濃密な時間であるか、これは経験した者しか分からないでしょう。
今この一瞬がどれほど愛しいものであるか、スヤスヤ眠る姿の愛しいこと。幸せなこと・・・。
 若い犬に比べて世間一般の基準から言えば「驚くほどのハンデ」があるアクアですが、ハンデと言われるものをハンデではなくアクアの個性として愛して下さる方にアクアを託せる日が来ることを可能性は低いかもしれませんがアクアと待ちたいと思います。
 
昨年、我が家から巣立ったドールちゃん
ちょうど1年経ちましたね。いつも楽しそうな様子でとても嬉しいです。
お誕生日おめでとう!!

アクアちゃん、さっちゃんについてのお問い合わせはドッグサルベーションさんにお願いします。
 
さっちゃん、アクアちゃんはドッグサルベーションさんからの一時預かりです。
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コメント
この記事へのコメント
本当に・・・
そうなんですよね。老犬だって 病気だって「個性」なんですよね。
「愛しい」って思える気持ち 本当に心から出る言葉だと思います。
みんな 幸せです。
アクアちゃんにも もちろん愛くるしいさっちゃんにも きっときっと良いご縁があります。
信じて 待っていようね。
2008/03/21(金) 11:13:49 | URL | うめちび姉さん #-[ 編集]
うめちび姉さん、ぷーちゃん用に編んでいただいたセーターをアクアも着せていただいています。
里親募集では老犬も病気も個性だと思うのです。どうしてもみんな「若い・元気」な子を希望されますがそういう個性を持った子は普通以上にやさしい子であったり賢い子であったりすることが多いです。
「病気の子、老犬こそ我が家に」と愛して下さる方が増える事を願っています。
2008/03/22(土) 01:09:50 | URL | あーちゃん #UA7HFH2c[ 編集]
預かりさんとはいえ、本当にご苦労されていたんですね。
またいろいろな心配り、団体様とのご相談、試行錯誤の中でここまで改善されたことを、
本当に喜ばしく思います。
私もリンクさせていただいて、なかなか新しい家族が見つからないことに一抹の不安というか、焦りというか、
そんなものもありましたけれども、
記事を拝見していて、預かり様のご苦労を想像し、想像しきれないことに、自分のできないことをされていることを痛感いたしました。
何もできませんが、ご一緒に新しい家族が現れるその日を待ちたいと思います。
2008/03/24(月) 16:21:21 | URL | お狂 #-[ 編集]
お狂さん、こんばんは。
アクアについては本当に何度も話し合い、アクアのことを最優先し(当然ですが)その中で私の負担も軽減しながら道を探り今に至っています。
アクアは別としてもさっちゃんは本当に良い子なのでこう長期になるとは私も思わず焦ったこともありますが、本当の赤い糸は私が焦って手繰れるものでもないなと今はただその日が来るのを待ちたいと思います。
2008/03/24(月) 21:34:40 | URL | あーちゃん #UA7HFH2c[ 編集]
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